
黒門市場:大阪の台所
日本橋にある580メートルの屋根付きアーケードには、生鮮魚介、和牛、鮮魚、出来たての軽食を販売する約150軒の店舗が並んでいます。黒門市場は190年以上の歴史を持ち、もとは近隣の青果店が集まった一角から始まり、卸売りの食料拠点へと成長して「大阪の台所」と呼ばれるようになりました。現在も地元の飲食店の料理人が夜明けに買い出しに来ますが、午前中になると観光客で賑わい、焼きホタテ、たこ玉子、串カツを食べ歩きます。
何を食べどこに行くか
東入口近くの魚一では、その場でホタテやカキを焼き、1個500〜800円で提供しています。2軒隣のよしやはたこ玉子の専門店で、頭にウズラの卵を詰めた砂糖煮のベビータコを1本350円で串に刺して売っています。大阪発祥のパン粉揚げ串「串カツ」なら、アーケード中央付近の串カツ堕落へ。1串130円からです。市場には新鮮な刺身丼を売る店舗も多数あり、マグロやサーモンの丼物は1,000〜1,500円です。
海鮮と朝の市
卸売りの魚の取引は午前5時から始まり、飲食店のバイヤーが紀伊半島や瀬戸内海産のマグロ、タイ、ふぐを選びます。午前9時には小売店が開店し、鮮魚店が砕いた氷の上に丸魚を並べます。資格を持つ料理人しか扱えないふぐの刺身は、丸福水産で1皿1,800円前後で販売されています。生きたカニやカキは注文に合わせてその場で開いてくれます。市場南側の観光案内所には座席があり、別々の店で買った品を持ち寄って食べることができるため、ほとんどの店にテーブルがない実用的な工夫となっています。
座って朝食をとるなら、南へ2分歩いていぶき珈琲店へ。午前7時から開くレトロな喫茶店で、分厚いトーストとハンドドリップコーヒーが600円で味わえます。市場での食べ歩きと喫茶店の朝食の組み合わせは、地元の人々が何十年も続けている習慣です。
アクセスと回るタイミング
食品だけでなく、黒門市場は包丁、陶器、日本中の飲食店のショーケースに見られる食品サンプルも販売しています。アーケード内の包丁屋は数軒あり、日本製のペティナイフや出刃包丁を3,000〜15,000円(鋼により異なる)で扱っています。また、少数ですが高級メロンやイチゴをギフト包装で売る果物屋もあり、夕張メロン1個は約4,000円です。
市場はなんば駅から南東へ徒歩10分、または堺筋線・日本橋駅で1駅の距離で、駅は市場北端に直接つながっています。ほとんどの店舗は午前9時から午後6時まで営業しますが、人気の商品は午後2時には売り切れる鮮魚店もあります。日曜が最も混雑します。屋根付きアーケードなので雨でも問題ありませんが、ピーク時は通路が狭くなるため、ゆったり歩くなら午前11時までに来店するのがおすすめです。クレジットカード対応の店もありますが、現金が基本です。5,000〜10,000円ほどの小額紙幣を持参してください。
基本情報
- 住所: 〒542-0073 大阪市中央区日本橋2-4-1
- 最寄り駅: 日本橋駅(堺筋線/千日前線)徒歩1分
- 営業時間: ほとんどの店舗 9:00〜18:00(不定期休業、一部店舗は日曜休み、公式サイトで確認)
- 料金: 屋台食品 350〜800円/品、刺身丼 1,000〜1,500円
- ウェブサイト: kuromon.com

